岡山Javaユーザ会勉強会で、LTデビューしてきました
11/3に岡山県立図書館で行われた、第4回岡山Javaユーザ会勉強会に参加してきました。
岡山にはJavaに限らず多くのコミュニティが存在し、年末には合同勉強会も行われるらしく、岡山のエンジニアの盛り上がりとコミュ二ティを越えたエンジニア同士のつながりの強さをひしひしと感じました。さすが大都会!
また、今回、岡山Javaユーザ会会長の@zephiransasさんに誘って頂き、LTをやらせて頂いて、スピーカーデビューを果たしました!15分の枠で自分が何分しゃべったのか全然把握していないぐらい緊張していた訳ですが、ちゃんとしゃべれていたのでしょうか。。次回はもうちょっと地に足つけてしゃべりたいと思いますw
以下、勉強会のまとめです。
- JavaOne 2012 サンフランシスコ・最新アップデート(寺田佳央さん @yoshioterada)
- Keynoteで発表された内容を中心に、最新情報のアップデートがされました。
- アットホームな場の雰囲気のせいか、「これ、twitterとかに書かないで下さいよ!」な話がたくさん飛び出しましたw
- 今年強調されたのは、Javaの「透明性」。ベンダーだけでなく、コミュニティを重視し、仕様を決める過程をよりオープンにしていっている。
- JavaEE7でのクラウド対応が延期されたことについて、クラウドはまだまだ標準化するには時期尚早との判断で、コミュニティや意見調査ではその英断が評価されているとのこと。
- JavaEE7は2013年春にSDKが公開され、GlassFishへの実装はそれより後の予定。
- JavaEE7に導入されるWebSocket対応については、Twitter4Jと組み合わせた寺田さん自作のデモが紹介され、画面上のいくつものブラウザにみんなのつぶやきがリアルタイムに反映されるアプリで盛り上がりました。WebSocketでの接続、メッセージパッシング、エラー、切断の各フェーズで呼ばれるメソッドを、対応するアノテーションをつけて定義するだけで実装できるのは、とても魅力的でした。また、サーバ側だけでなく、クライアント側のフレームワークも提供されるとのこと。
- Avatarで言われているThin Server Architectureは、最初にViewのテンプレートを取ってきておいて、その後はそこに差し込むModelだけをJSON形式でWebSocketなどで通信する仕組み。毎回すべてのWebページのデータを通信しなくて良いので、通信量削減に大きく貢献するとのこと。
- LT:github shopのグッズ、共同購入の告知(@ryosmsさん)
- github shopのグッズを個人で買うと送料が高いから、みんなで買いませんか?というお誘いでした。エンジニア同士のつながりが強い岡山ならではな光景だなぁと思いました。
- 個人的には会場でも人気だったパーカーか、このTシャツが良かったですが、手渡しのみ、とのことで残念ながら断念。。
- プロジェクト・ラムダ・ライジング (角田裕樹さん @razon)
- ランバダ改め、ラムダ。ランバダと呼ばれる由来は、JavaOne Tokyoのラムダのセッションで、会場に流れたお姉さんのアナウンスが、ランバダ〜と言ってしまったことによる、とのことでした。これは重要な情報w
- ラムダは提唱されてから書き方が数多く議論され、1年前と比べると大きく変わっているとのこと。twitter経由で頂いた櫻庭さん(@skrb)からの情報でも、最近では主要な書き方はfixされてきたが、周辺のライブラリはどんどん変わっているとのことでした。
- 実際にinterfaceを定義しラムダな書き方をやってみよう、というのをライブコーディングでされていたのですが、出来上がったコードをぱっと見るだけより、いろいろつまずきながらみんなで書いていくというのは理解も深まるし、勉強会に適したスタイルだなぁと感じました。人数次第ではあるけれども。
- LT:Twitterで振り返る、JavaOne2012 San Francisco (@hiranasu)
- 自身のスピーカーデビューでした。
- JavaOneの時につぶやいた自身のツイートから印象的なものをピックアップして発表しました。
- アウトプットは大事ですよ、アウトプットするにはそれ以上のインプットが必要ですよ、というまとめ方だったのですが、今思うとあんまりJavaOne関係ないなw
- ひとりでもはじめるGitでバージョン管理 Ver1.1 (吉田貴文さん @zephiransas)
懇親会では、岡山ならではのあるあるをたくさん聞かせて頂いて(車通勤だから、終電というセーフティーガードがない…とかw)、とても楽しかったです。また、いざ解散となって、建物出たところでまた話が盛り上がったりするなど、本当に岡山エンジニアは熱い!ぜひまた参加したいです、岡山。ありがとうございました!